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ロックミシンの縫い代 

ロックミシンの縫い代について気づいた事があります。

2本針4本糸で縫製した場合の縫い代は、表縫い目が上になるように
自然に倒れやすい傾向があるようです。

ロック縫い目倒れ1ロック縫い目倒れ2ロック縫い目倒れ3
右端の写真はアイロンをかけたりせず両方の生地端を持って
左右に軽く引っ張っただけの状態です。

ルーパー糸に一般的なウーリー糸を使用
ただし、1本針3本糸では検証していません。
また私が使用しているロックミシンは糸取り物語で他種、他社の
ロックミシンではどうなるのかは分かりません。


新アイテムの製作中に上記の現象に気づいたんですけどね。

ニット(カットソー)は伸びもあるし、ただ縫い合わせてるという簡単そうに見えて
仕上がりを考えるとどんな縫製仕様、手順でもいいという訳ではないようで。

縫い代のゴロつきにも関わるので着心地なんかを考えると
こういった小さな要因も無視できないなと痛感。


裾や袖口で縫い代をどちらかに倒して直線ミシンで1cほど押さえ縫いをする場合に
自然に倒れる方向と逆に倒して縫うと、途中で縫い代が立ち上がってしまうので
タイトフィットな服の場合はその部分が当たってゴロつきが気になってしまう事も
あるかも知れません。

直接肌にあたるインナーの場合は最重要注意事項の1つではないかと思います。


カットソーなんてロックミシンでダダッと縫うだけの簡単そうに見えて
意外と奥が深くて難しいものだな~と商品作ってて痛感しました。


category: 一般服関連

thread: 実用・役に立つ話

janre: 趣味・実用

Posted on 2014/06/24 Tue. 09:55  edit  |  tb: --  cm: 0  

押えの違いによるニットステッチ伸度比較 

ニット地縫製で分厚い部分を縫うのにウォーキングフット使ってて
途中途中で押さえを交換するのめんどくさいなーと思ってたんだけど
よく考えたら普通の押さえ(透明ジグザグ押さえ)もウォーキングフットも
ジグザグとかの横振りに対応してるからウォーキングフットのまま
縫えばいいのかと気づいた。

で、ウォーキングフットのままニットステッチをかけてたら・・・

何じゃコレほとんど伸びねー!!
昨日までちゃんと伸びてたやんけ!!


ってくらい縫い目の伸びが悪くて「?????」って1分くらいパニクッた後に
「押さえか?押さえげ原因か!?」となり、普通の押さえに替えてニットステッチを
かけたところ

伸び~る伸び~~る

やっぱり押さえが原因と確信したので早速比較検証用写真&動画撮ってみた。

比較のためにそれぞれの押さえでニットステッチをかけてみる。
ニットステッチ比較1ニットステッチ比較2
使用生地は40/1の綿95Pu(ポリウレタン)5のベア天です。


これをそれぞれビヨ~ンと伸ばしてみる↓

これ以上伸ばすと糸が切れるというところまで引っ張ってます。

伸び方が全然違うでしょ?

ちなみに普通の押さえとニット地縫製ではよく使うテフロン押さえでも比較してみたけど
テフロン押さえで縫った場合も普通押えより若干だけ伸びが少なかったです。

押えによって縫い目に影響を及ぼす事もままあるようですね。


category: 試作・実験

thread: 実用・役に立つ話

janre: 趣味・実用

Posted on 2014/06/22 Sun. 22:44  edit  |  tb: --  cm: 0  

パンツ富豪 

ツイッターでは一応告知はしてましたが、
新たに販売予定のアイテムは「ショーツ」です。

インナーを製作したかったのでカバステを買ったわけですが、
その第1弾がショーツというわけです。

で、現在の進捗状況とは言いますと・・・

パターンは完成しており後は縫製仕様・手順の微調整といったところです。
コストを下げて商品価格をあまり上げないために生地はその時々で
リーズナブルなものを選び色は選ばないで1色のみ(黒)

そうする事で生地色に合わせて糸を揃える必要が無いので
1色だけを多量(工業巻き)買えば良いだけなのコストを抑えられます。

また、サイズは今の所1サイズのみの予定(既製品でいう所のMサイズ相当)。
ショップを立ち上げたばかりなので急に豊富な色やサイズをご用意できないのが
現状ですので、要望があって売り上げが伸びてきたら色やサイズ展開をと
考えておりますのでご了承ください。

現時点ではまずはアイテム数を増やす事が最優先なので。

で、今日まで色々と試作テストを繰り返してきたわけですが、
試作の回数分だけ試作品が出来上がるわけで。

今ではパンツ富豪状態(笑)
パンツ富豪
上段は既製品で下段が試作品たちです。
写真の試作品は現存している分で、捨てた分が2~3枚ほどありました。

既製品は参考見本においてありますが多分この先着用する事はありません。
というのも前宣伝になってしまいますが自分が作ったものが履き心地が良くて
既製品はもう無理なんです。

まあ自分が欲しい、こうであったらいいと思うものを作ったので当然と言えば
当然なんですけどね。

普通に販売開始してもいいのですが、今考えているのはこういうサンプル用の生地
や副資材を使用したサンプル品を正規販売価格より格安で先行お試し販売しても
いいかな~、と。

サンプル品と言っても生地の色と糸の色を合わせてないとか柄合わせをしてないとか
そういう類のもので縫製や仕様に欠陥があるものではありません。
お試しで取り寄せた生地や副資材で練習製作した物です。

ですので商品そのものは正規品と何ら変わりなく、単純に色合わせや
柄合わせ等をしてないだけという感じです。

まだ考えているだけの事ですが。

販売までまだ少し時間はかかりますが、縫製トラブルによるロスを最小限にするため
縫製仕様や手順の工夫改善と縫製の練習頑張ってまいります。


category: 一般服関連

thread: 制作日記

janre: 趣味・実用

Posted on 2014/06/20 Fri. 15:06  edit  |  tb: --  cm: 0  

ウーリー糸比較 

ウーリー糸には高伸度と低伸度があります。
私も最近知ったのですが。

低伸度はその名の通り、あまり伸びません。
レジロンより伸びは無いと思います。

何度も言ってすみませんが私はレジロンは伸びる糸というより
強度のある糸という認識です。

高伸度ウーリー(一般的に売られているもの)と低伸度ウーリーの比較写真です。
ウーリー糸伸度比較1
A=低伸度ウーリー
B=高伸度ウーリー
※B'はウーリー糸を意図的にちょっとほぐし気味にしたもの
(針や何かに引っかかったりするとこのように膨張する場合もありますよね)


ウーリー糸伸度比較2
糸端の様子です。
低伸度はサラッとした極細の直線糸の集まりみたいな感じですが
高伸度はフワフワと縮れて綿のような名前の通り(ウーリー)の感じです。

縮れた状態から引っ張られて真っ直ぐになるのを「伸びる」と表現しているだけで
糸そのものに伸縮性がある訳ではないと思います。
(糸そのものにスパンなどが入っているわけではないので)

ですのでニット地を直線ミシンで縫う場合は下糸にレジロンやウーリーを
使いましょうと書かれているのをよく見ますが、これは個人的な意見ですが
それは殆ど意味が無いと思ってます(下記の実体験から)。

下糸にウーリー糸を使って直線縫いで少しだけタイトめなニット服を作った事が
ありますが、襟ぐりが思った以上に伸びず全く首が通りませんでした。

袖ぐり、裾周り、襟ぐりがすべて伸ばさずにすっぽり着られるダボッとした
Tシャツのようなタイプであればレジロンやウーリーでも問題ないと思いますが
伸ばして着るタイプの体にフィットしたニット服製作ではレジロンやウーリーは
全く適してないと思います。
(ロックミシンではなく直線縫いで作る場合ですよ)


category: 洋裁道具・小物関連

thread: ソーイング

janre: 趣味・実用

Posted on 2014/06/13 Fri. 16:53  edit  |  tb: --  cm: 0  

カバステでのゴム縫い付け 

トルネィオでニット地にゴムを伸ばしながら縫い付けるという縫製の練習を
重ねてますが、ようやく目飛びや縫い目の安定などトラブルを現時点で
最小限にする事で出来てきました。

このカバステによるゴム縫い付けがうまくいかなかいとミシン買った意味が
全く無くなってしまうので真剣に頭抱えてたんでね。

ゴム縫い付けのコツを見つけるまでは
カバステゴム縫い付け1カバステゴム縫い付け2
こんな感じで酷い有様でしたよ。
目飛びせず最後まで一縫いでいける事がまず無かったですし。
後から目飛びの部分だけ重ね縫いするのは商品化するにあたって
絶対あってはならない事なのでほぼ半泣きで毎日試し縫いや試作してました。


でも毎日縫ううちに段々と縫製トラブルを防ぐ方法やコツが分かってきたので
現在では目飛び率も激減し、縫い目もわりと安定してきました↓
カバステゴム縫い付け3カバステゴム縫い付け4
約40cmの距離を縫って少し縫い目が乱れたのは上図のように2箇所だけ。
しかも乱れただけで段差での目飛びは無し。
とは言え目飛びが確実に0%になったわけじゃないですが
本当にちょっとした事や一手間だったんですよね~この解決策がまた。


縫製に関しては大きな問題はクリアしたと言ってもいいので
あとはパターンの完成を残すのみ(多分)。

生地と副資材の相性とかもあるから完全なOKが出るのはもう少し先かなー。

category: その他

thread: 趣味と日記

janre: 趣味・実用

Posted on 2014/06/08 Sun. 21:16  edit  |  tb: --  cm: 0  

低伸度ウーリー糸(グンゼポリーナ#111) 

先日、カバステ用にと低伸度のウーリー糸をネットで購入しました。
一般的に売られているものは高伸度ウーリーです。

高伸度ウーリーで自分で縫ったものや既製品などを見てて何か違うなー
と思っていてふと思い出したのが低伸度ウーリー。

以前グンゼのポリーナ高伸度タイプを試してみたいと思っていたのですが
前述のように思うところがあって低伸度タイプをチョイス。

でカバステで縫ってみましたところ、これが・・・




ええ感じちゃいますのん!?


と、まあ今の所かなりええ感じやと思います。
ウーリー低伸度1ウーリー低伸度2
裏の縫い目が綺麗です。

ウーリー低伸度3
高伸度と比べわりと縫い目が安定する気がします。
ロックミシンもカバステも基本的に縫うというより編むと言った方が良くて、
ウーリーやレジロン等伸びる糸じゃなくても縫い目自体に十分に伸縮性があり、
ゆとりのあるニット服の裾始末などでは特にウーリー糸を使う必要もないのですが。


糸調子も高伸度に比べて比較的安定させやすいかな?

ニット地にゴムを伸ばしながら縫い付けるという結構難易度の高い作業をするので
目飛びと縫い目の綺麗さと安定性に悩んでたんですよね。

目飛びの要因は幾つかあるんですがそのうちの1つが糸であって
縫製仕様上ゴム付けアタッチメントは使えず、目飛び問題を解決しないと
商品として出せない程ネックになっていたのでとりあえず一安心。

縫製上のコツや手間を一工夫する事で目飛び問題は今の所ほぼ無くなりました。


低伸度ウーリーは高伸度ウーリーに比べそこまでボワボワしていないので
普通の糸につないで糸交換しなくてもそのまま糸が通せるくらい扱いやすいです。
(トルネィオのルーパー糸交換においてです。)

トルネィオの針糸としても使用してみましたが糸調子をとるのが非常に難しいので
針糸としてはお薦めしません。

ロックミシンのルーパーにも使えます。
針糸に使えるかは実験してませんが、そのうちやってみたいです。


低伸度と高伸度では糸調子のとり方も違います。
以下はカバステ(トルネィオ)での設定です。

高伸度ウーリーだとルーパー糸調子は0にしないと裏でつってしまいます。
同じウーリーなのでまずは高伸度と一緒で0に設定して最初は縫っていました。

裏はつる事なく縫い目はわりと綺麗なのですが目飛びの発生率の高いこと。
高伸度だと1にしただけで裏でルーパー糸が突っ張ってしまうので同じように
0設定だったのですが、何度か試し縫いしてるうちに「もしかして~?」と思い、
ルーパー糸調子を1にして縫ってみたところ

ええええっ!?ていうくらい綺麗に縫えました。

その比較がコチラ↓
下糸調子0と1の比較3
ニット地にストレッチレースを縫い付けるテスト。
表面上はどちらも同じに見えますが、裏を返すと


下糸調子1と1の比較4
この違いですよ。
白レースの方は目飛びを起こして裏側でルーパー糸切れまくりです。
茶金レース側は非常に安定して綺麗です。

下糸調子0と1の比較2
ルーパー糸調子を1段階変えるだけでこんなに差が出てしまうのです。
布帛ならそこまで支障が出るわけではないですがニット地で生地と糸の色が
違うとなると問題外です。

つっぱらなければいい訳じゃない、緩すぎてもダメなんですよね。
ちなみにルーパー糸調子を2にすると裏でつっぱり気味になってしまいます。

商品名はグンゼポリーナ#111です。
#110は高伸度なのでお間違えなく。
※ショップによって番号表記が違ったりポリーナと明記してない場合もありますが
「ウーリー」「低伸度」の2つのキーワードがあるか要確認です。



あとグンゼポリーナは工業糸で超巨大です。
工業糸に慣れている方でも見ない大きさなので買う場合は要注意です。
3000mや5000mの比ではありません。
長さの記述はもはや無く200gとだけ記載されています。

私が買った(ネット)ショップでも
「ご注文は、ポリーナをよくご存知の方のみお願いいたします」と
注意書きがされています。

私は低伸度ポリーナを気に入ったのでそのうち追加注文します。


トルネィオの扱いも随分慣れました。
新アイテム完成に向けて頑張りまっしょい。



↓ポリーナとは明記してありませんがおそらくポリーナ(低伸度)だと思います↓

ウーリー糸 グンゼ ウーリーナイロンミシン糸 211 低伸度タイプ200g【その11】

価格:770円
(2015/11/2 23:28時点)
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category: 洋裁道具・小物関連

thread: 実用・役に立つ話

janre: 趣味・実用

Posted on 2014/06/07 Sat. 17:37  edit  |  tb: --  cm: 0  

つながり修正 

前身頃と後身頃、身頃袖ぐりと袖山、そのた接合する他パーツ同士。
これらのつながりを綺麗にする事はシルエットにも影響を及ぼす事が
多々あるので重要です。

6枚接ぎのチューリップハットを作ってた時の写真です。

合わせミス1
接ぎが滑らかに繋がってないですね。
CAD上でつながりは確認してますがその際の設定が甘かったのか
実際に作ってみるとこうなってしまいました。

この場合パターン修正はこんな感じになるかな
合わせミス2
赤線にするか黄線にするかは好みの問題になってきますが。

接ぎ部分と中央部分で差が有りすぎる場合は逆に花びらのようなデザインになるので
それもアリですが、今回のはどちらでもない中途半端な状態なので勿論修正します。


自分用に作った物だからいいんですが、商品だと完全NGです。

たった1mmや2mmの事と思われるかも知れませんがパタンナーにとっては
1mmの差でシルエットに大きく響く事があるのを知っているので
1mmの誤差があると「1mmもずれてるやん!!」てなります。

裁断でズレが発生してしまうので、尚更パターン(型紙は)正確で誤差があっては
いけないのです。
授業でも先生につながりをチェックしてもらう時にシャーペンの芯2本分ズレているだけで
「ここズレているので修正してください」とよく指導が入ったものです(懐かしいな~)
※シャーペンの芯といってもパターンで使うのは0.3mm以下の細いタイプです。


なので私の中で許容範囲のズレは0.2~3mmくらいです。
(手引きと違ってCADだと計測で数値が正確に出てくるので)

ちょっとだけ話がズレましたが、授業で「繋がり良く」というのは耳にたこが
出来るほどよく言われましたよ。

category: その他

thread: 実用・役に立つ話

janre: 趣味・実用

Posted on 2014/06/07 Sat. 14:27  edit  |  tb: --  cm: 0